こんにちは、tete la です。
鍼とアロマで、心とからだを整える施術を提供しています。
⸻
秋の花粉症と東洋医学の視点
秋になるとスギやブタクサなどの花粉が飛び、
花粉症の方には「目のかゆみ」「鼻水」「頭の重さ」とつらい季節ですね。
同じ環境で花粉を浴びていても、
症状が出る人と出ない人がいるのはなぜでしょうか?
東洋医学では、この違いを「衛気(えき)」の働きで説明します。
⸻
衛気(えき)とは?
衛気は、からだを守る“バリア機能”のようなもの。
免疫力と近い働きで、外からの刺激や病邪を防いでくれます。
• 衛気がしっかり働いている → 症状が出にくい
• 衛気が弱っている → 花粉に過敏に反応してしまう
この衛気をコントロールするのは「肺・脾・腎」。
どれかが弱ると他にも影響が連鎖し、
免疫が過剰反応を起こしやすくなります。
⸻
花粉症の症状が深まるプロセス
東洋医学では、アレルゲンが体に入ると
「顔 → 頭部 → 胸部 → 腹部」の順に影響が深まると考えます。
1. 急性期(顔・頭部)
目のかゆみ・鼻水・頭痛など。
これは「陽」の反応で、からだが外に解毒しようとしている状態です。
👉 実は、身体が頑張って“いらないものを外に出している状態”。
2. 胸部に広がるとき
咳や胸の不快感が出始めます。
ここから慢性化が始まります。
3. さらに深部(腹部)へ
胸でも処理できなくなると、消化器系が引き受けます。
その結果、食物アレルギーへと進行することもあります。
からだは一部分だけで働いているのではなく、
巡り巡って連携しているのですね。
⸻
花粉症とこころの過敏さ
急性期には「感情面の過敏さ」も出やすいと言われます。
花粉に限らず、
人間関係や出来事に敏感になっていないか振り返ってみると、
心身のつながりに気づくきっかけになります。
⸻
まとめ
花粉症の症状は、ただの不快なトラブルではなく、
からだのバリア機能「衛気」の状態を映し出すサインでもあります。
• 早めのケアで慢性化を防ぐ
• 心と体の両面からバランスを整える
tete la では、鍼灸とアロマで「衛気」を補いながら、
呼吸を深め、心身の巡りを整えるサポートを行っています。
秋の不調を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
■ 鍼+アロマセラピー tete la JAPAN ■
がんばってきたあなたへ。
今こそ、自分をいたわる時間を。
tete laは、鍼灸・アロマ・カウンセリングを組み合わせたプライベートサロンです。
年齢とともに変化する体調や、こころのゆらぎに丁寧に向き合い、
自律神経やホルモンバランスの乱れによる不調を、根本から整えていきます。
無理にがんばらせず、その人に合ったペースで、
本来の心地よさを取り戻すサポートを大切にしています。
南青山(東京都港区)または南流山(千葉県流山市)にて
皆さまのご来店をお待ちいたしております。
