こんにちは tete la です。
四季の移ろいに合わせて、私たちの身体も変化します。
東洋医学では、季節ごとに異なるエネルギーが流れ、
「血気(けっき)」が活発になる部位が変わると考えられています。
夏は「夏気在孫絡(かきそんらくにあり)」といい、
感情が記憶されている血液を浄化するのに最も適した季節とされます。
孫絡(そんらく)とは、
感情や思考の偏りが原因で起こる健康問題や精神症状を
あらわす経脈(十五絡脈)のひとつです。
夏にチェックしたいサイン
次のようなサインがある方は、
感情がパターン化していないか、自分を振り返ってみましょう。
• 舌下静脈が青紫色や赤紫色に浮き出ている
• 舌の表面に縦の割れ目(裂紋)がある
• 舌の先端が赤い、または割れている
• 身体にクモ状静脈や渦状静脈が多い
• ガングリオンができやすい
こうしたサインは、
特定の感情や、それを呼び起こす出来事、
物事の見方や考え方が影響していることがあります。
東洋医学でも、ホリスティック医療と同じく
「心と身体は常に一体」。
感情や思考は抑え込むこともできますが、
その前に目に見えるサインに気づくことが大切です。
感情と臓器の関係
• 肺:悲しみだけでなく、罪悪感や羞恥心も影響します。
手のひらの母指球(親指側のふくらみ)に血管が浮いている場合は、
古い感情が肺に残っているサインかも。
横隔膜をゆるめる深呼吸やストレッチ、
そして以前ご紹介したマートル精油を日常に取り入れてみてください。
• 脾(膵臓):考えすぎや執着で弱ります。
ふくらはぎの内側〜膝の内側に血管が浮いてきたら、
思考が堂々巡りになっているサイン。
水分代謝を促し湿を取り除くパクチー、
精油ならコリアンダーを取り入れるのもおすすめです。
• 肝:慢性的な怒りは、足の側面に血管として現れます。
感情の浄化には排便のスムーズさも大切。
腸内環境を整えることで、ネガティブをポジティブに変える力が高まります。
発酵食品やプロバイオティクスを毎日の食事に加え、善玉菌を応援しましょう。
まとめ
夏は、心の奥にたまった感情を解きほぐすチャンス。
身体の小さなサインを手がかりに、
自分の中の古い感情をそっと手放してみませんか。

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