自分自身の設計図 〜衝脈〜

東洋医学

こんにちは◎ tete la です♪

今日から、奇経八脈の8本の経脈について、それぞれがどんなものなのかお伝えしていきます◎

まず、はじめは「衝脈」について★★★

衝脈は自分自身の設計図を表します。この中にはDNAなどが含まれます。
この衝脈にある設計図は、「無限の可能性を開く」といわれています。

<衝脈>
衝脈は胞中(子宮内)から起こり、脊柱の深部をめぐる。
前は陰経の諸脈に交わり、後ろは陽経の諸脈に交わって十二正経の海となる。
そして、皮下にめぐる衝脈は鼠径部で胃経の気衝穴(ST30)から腎経と並んで腹壁を上行して喉に行き、
左右合してまた分かれ、さらに上って口唇にめぐる。

衝脈のはじまりは、一番初めに細胞分裂をする受精卵(細胞)といわれています。
衝脈はまさに生命発生の萌芽、個体のスタート地点であり、陰陽の土台です。
また、全ての経脈の一番元となる脈で「血海」「五臓六腑の海」などと称されます。

受精卵は細胞分裂を開始し、まず二つに分かれます。
その分かれた細胞の一つが「陽」、もう一つが「陰」となり、さらに細胞分裂を続けていきます。

衝脈の発達は、母の子宮内にいる時から2〜3歳くらいまでに最も活発に行われ、7〜8歳くらいで完成します。

衝脈の発達に必要な条件は
・無条件の愛
・生まれつきのままで良いと認められること
・肌の触れ合い
・十分な栄養 
などです。

また、親が衝脈に問題を抱えている場合、子の衝脈の発達にも影響を及ぼします。

衝脈を整えると、自分が生まれつきどんな人間であるかを、再び想い起こし、再認識します。

そして、「もともと自分が生まれ持っている本質(本来の自分)」と
「社会的または家庭の習慣的な対応などから行なっていること(周りの期待に応える行動など)」とを
区別できるようになります。

「本来の自分」を知ることで、本当の意味で自分の人生を達成するために必要なものへ繋がっていきます。

衝脈は親から受け継がれた遺伝子、またはその人の人生や運命を解き開いていく設計図です。

その衝脈の発達が妨げられると、「本来の自分」を見失いやすくなります。
また、周りの期待に応えようと「期待される自分」を演じ、無意識に本来の自分の欲求を抑圧し、
ストレスを溜めていきます。
ここでの「本来の自分」とは、人間の根源にある「生きる意味」の自覚です。

幼少のころ(母の子宮内の時も含む)に、
衝脈の発達に必要な条件が満たされなかった人は、
人間関係を築く際に、自分にバリアを張ってしまうため、
人間関係をうまく築いていけなくなります。

なぜなら、衝脈が発達していないと本来の自分とうまく繋がることができません。
そのため、自分の地盤がしっかりしていない状態なので、
何か落ち着かない不安定さ、切迫感、緊張感、不快感を持ち続けてしまうのです。
その結果、自信を持って人と関係を築くことが難しくなります。

幼少期の肉体的、感情的、心理的、精神的な体験は、
その人の記憶にずっと残り続け、その人の一生に影響を及ぼします。


東洋医学では食べ物などから抽出したエネルギーに、
自分の生まれながらの体質のエッセンスを合わせて、
生命活動の源を生み出し、生活を営んでいるとされています。
衝脈は自分の体質やエネルギーに深く関わっています。

そのため衝脈に問題が起こると、慢性的な消化不順になり、常にエネルギー不足となり、
「やる気がない」「だるい」といった慢性的な倦怠感として現れます。

また、精神的な切迫感と慢性的な消化不順により、
リーキーガット症候群などによる
食べもののアレルギー・免疫系疾患として現れることもあります。

さらに、「血(けつ)」と関連の深い衝脈の不具合は、
慢性的な貧血や生理不順、生理痛あるいは不妊症などとして現れます。

また、東洋医学では「心(しん)」と「腎(じん)」は互いに交流し合う関係にあります。
心は精神活動の中枢であり、腎は生まれながらに持ってきたものを蓄えている場所です。

自分の設計図とあまりにもかけ離れて生きていると、心と腎がうまく交流できなくなります。
心腎不交の結果、めまい、動悸、息切れ、胸の痛み、不眠などの症状として現れます。

衝脈へのアクセスポイントは「公孫」という足の太陰脾経にある経穴です。
ここは家族に受け継がれるものにアクセスできるポイントとされています。

衝脈からこのようなことが分かるなんて驚きですよね!

次回は任脈についてお伝えしていきます♪

★東京  鍼(はり)とアロマテラピー の 小さなサロン tete la より★

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