※2025年11月更新
専門的な観点からの説明を補足し、全体を再編集しています。
こんにちは、tete la(テテラ)です。
今回は、うつ傾向がみられる方に対する
東洋医学の視点からのお話をお届けします。
※すべての方に当てはまるわけではなく、あくまでも一例です。
無関心・意志の低下が起こる背景
うつ傾向の特徴のひとつに、
「何にも関心が向かない」
「動こうとする意欲が出ない」
という状態があります。
・朝、お布団から出られない
・トイレさえ、限界まで我慢してしまう
・食欲・性欲など、生理的な欲求が低下する
外の世界と関わる力が弱まり、
心身の前へ進む力が小さくなっている状態とも言えます。
東洋医学では「陽の力」の不足として捉える
東洋医学では、こうした状態を
陽の力(原動力)が弱まっている「陽虚」
と考えます。
とくに、
生命力の源とされる
命門(めいもん)の火が弱まると、
体も心も動きにくくなり、
意欲が湧きにくくなるとされています。
督脈(とくみゃく)へのアプローチ
このようなとき、tete la では
督脈(とくみゃく) に着目することがあります。
督脈は、からだの背面をまっすぐ通る経脈で、
立ち上がり、前に踏み出す力を与えてくれます。
着目したい経穴
• 命門(めいもん)
• 大椎(だいつい)
• 百会(ひゃくえ)
これらの経穴は、弱くなった陽の火に働きかけ、
内側から少しずつ「前へ進む力」を思い出していくサポートになります。
急に変えようとするのではなく、
からだのリズムが自然に戻っていくことを大切にする──
それが東洋医学のアプローチです。
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日々を少しでも心地よく過ごせるヒントになりますように。

※本記事は2025年11月に内容をあらためて整えました。
専門的な観点からの説明を補足し、全体を再編集しています。
■ 鍼+アロマセラピー tete la JAPAN ■
人には、本来、自らを整える力が備わっています。
tete laでは、その力を穏やかに引き出すために、
鍼灸・アロマ・カウンセリングを組み合わせ、
心とからだの状態を丁寧に見つめながらサポートしています。
日々の中で、自分らしいリズムを取り戻す時間を。
青山(東京都港区)または南流山(千葉県流山市)にて、
皆さまをお待ちしております。