こんにちは、tete la(テテラ)です。
悲しみは、時間が解決するもの…と言われることがありますが、
実際はただ消えていくのではなく、
ゆっくりと形を変えながら
心が整っていくプロセスだと考えられています。
心理学には、悲しみの中を通り抜ける5つの段階として
否認・怒り・取り引き・抑うつ・受容
という流れがあります。
ただし、
これは階段のように順番に進むのではなく、
行きつ戻りつしながら、
心が「自分のペース」で回復していく自然な過程です。
今日は、この5つのプロセスを
あなたの内側で起こっている静かな調律として
やさしく読み解いていきたいと思います。
① 否認──心がまだ現実に触れられないとき
突然の変化や喪失の前で、
まるで薄い膜に包まれたように、
感覚がふわっと遠のくことがあります。
それは心が壊れないようにするための、
自然な防御の働き。
「まだ受けとる準備ができていない」
というだけのこと。
自分を責める必要はどこにもありません。
香りや呼吸に意識を向けると、
この膜に小さな風が通るように、
ゆっくりと感覚が戻ってくることがあります。
②怒り──悲しみの奥にある「どうしようもなさ」
怒りは、悲しみの延長線にある大切な感情。
本当は「苦しい」「さみしい」「悔しい」が
その奥に潜んでいることも多いものです。
怒りが出るのは、
重たい悲しみを外に押し出そうとする自然反応。
肩やみぞおちが固くなりやすく、
体のこわばりが心の緊張と連動しています。
そっと触れられる施術や香りは、
この張りつめた部分に
「ゆるんでいいよ」というサインを送ります。
③取り引き──「もしも…」 に揺れるとき
「もっとできたかもしれない」
「こうしていれば違ったのかも」
そんな思いがぐるぐる巡るとき、
私たちの心は過去と未来の間で揺れながら、
現実を受けとる準備 をしています。
これは自分を責めるための思考ではなく、
感情が整理されていく途中の、
とても人間らしい心の動きです。
④ 抑うつ──静かに沈む深い悲しみ
涙が突然あふれたり、
胸の奥が重く感じたり、
何もする気になれなかったり。
「落ちてしまった」と感じるかもしれませんが、
実はここが心が本当の痛みに触れている段階でもあります。
ゆっくり休むこと。
体をあたためること。
香りや鍼のやさしい刺激にただ委ねること。
それだけで、内側の緊張が少しずつゆるみ、
悲しみと折り合う準備が進んでいきます。
⑤ 受容──悲しみとともに歩けるようになる
受容とは、忘れてしまうことではありません。
悲しみが消えたわけではないけれど、
胸の奥に静かな余白が生まれ、
また一歩を踏み出せるようになる。
その瞬間、
あなたの内側の力が確かに働き始めたサイン です。
人は誰しも、
深い悲しみの中でも再び整っていく力を持っています。
悲しみに寄り添うということ
深い悲しみの中にいるとき、
人は外に出る気力がわかなかったり、
誰かと触れ合うことを負担に感じてしまうことがあります。
もしあなたの周りに
いまその波の中にいる方がいるなら──
無理に励ます必要はありません。
言葉がなくてもいい。
ただ、そっとそばにいるだけで十分です。
「誰かが自分の存在を受けとめてくれている」
その感覚は、言葉以上に心に届くことがあります。
そして、
こういうとき、
わんこやにゃんこは本当にすごい存在です。
彼らは、人間にはできないやさしさの届け方を知っていて、
ただそばにいるだけで、
深いところにある悲しみにふっと光を差し込んでくれます。
そんな小さなメッセンジャーが、
誰かの心に温度を戻すきっかけになるかもしれません。
おわりに
悲しみの5つのプロセスは、
心がもう一度、自分自身を取り戻していくための自然な流れです。
tete la のケアは、
この回復のプロセスを無理に変えるのではなく、
あなたの内側にある本来の整う力が
そっと動き出すようにお手伝いすること。
もし今、悲しみの波の中にいるなら、
どうか急がず、
あなたのペースで。
今日という日が、
すこしでも軽やかに感じられますように。

■鍼+アロマセラピー tete la JAPAN ■
人には、本来、自らを整える力が備わっています。
tete laでは、その力を穏やかに引き出すために、
鍼灸・アロマ・カウンセリングを組み合わせ、
心とからだの状態を丁寧に見つめながらサポートしています。
日々の中で、自分らしいリズムを取り戻す時間を。
青山(東京都港区)または南流山(千葉県流山市)にて、
皆さまをお待ちしております。