寝汗は体からのサイン?ミネラル不足と東洋医学

東洋医学

こんにちは、tete laです。

人は眠っているあいだに、
コップ1~2杯ほどの汗をかくと言われています。

でも、朝起きたときや夜中に
「ぐっしょり寝汗をかいた…」
と感じることはありませんか?

その寝汗、
実は体のミネラル不足が関係しているかもしれません。

東洋医学からみた寝汗(盗汗)

東洋医学では寝汗のことを
「盗汗(とうかん)」と呼びます。

まるで“汗を盗まれた”ような言葉ですが、
意味としては
体の「陰(精・血・津液)」が不足して熱がこもり、
寝ている間に汗が出てしまう状態 を指します。

特に「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる体質の人は
寝汗をかきやすいのが特徴です。

出る場所で分かる、不足しているミネラル

寝汗の出る場所によって、
不足しがちなミネラルを推測できます。

足の裏:鉄分(Fe)不足 → 赤血球をつくり、貧血予防に不可欠。
手のひら:銅(Cu)不足 → 鉄とヘモグロビンをつなぐ役割。
胸まわり:マグネシウム(Mg)不足 → 300以上の酵素反応を助ける大切なミネラル。
全身からの寝汗:電解質のバランスの乱れ。

さらに「血熱(けつねつ)」も寝汗の原因に。
イライラしやすい、ストレスで肌が荒れやすい方は、
心火を鎮めるセレンを意識しましょう。
ビタミンEと一緒にとるのがおすすめです。

ミネラルと五臓六腑の関わり


東洋医学では、
ミネラルともっとも関係が深い臓は【腎】とされます。

• マグネシウム・セレン → 腎と心
• 銅・亜鉛 → 腎と肝
• 鉄 → 腎と脾(特に胃)

つまり、
寝汗が続くときは「腎」を養うことが大切なんです。

まとめ


「最近、寝汗が多いな」と感じる方は、
体がミネラルを欲している合図かもしれません。

食事から意識的にミネラルをとり入れて、
【盗汗】の予防を心がけてみてくださいね。

■ 鍼+アロマセラピー tete la JAPAN ■
がんばってきたあなたへ。
今こそ、自分をいたわる時間を。

tete laは、鍼灸・アロマ・カウンセリングを組み合わせたプライベートサロンです。
年齢とともに変化する体調や、こころのゆらぎに丁寧に向き合い、
自律神経やホルモンバランスの乱れによる不調を、根本から整えていきます。

無理にがんばらせず、その人に合ったペースで、
本来の心地よさを取り戻すサポートを大切にしています。

南青山(東京都港区)または南流山(千葉県流山市)にて
皆さまのご来店をお待ちいたしております。

関連記事