子どもの高熱と陽気のはなし ── 中医学からみるからだのしくみ

東洋医学

こんにちは、tete la(テテラ)です。

子どもの発熱には、
大人とは少し違う、からだの特徴があります。

中医学では、
子どもは陰に比べて陽のエネルギーが強い存在だと考えます。

そのため、熱が一気に上がりやすく、
高熱時にひきつけや髄膜炎などを起こしやすいともいわれています。

性格的にも活動的で、
陽気が旺盛なタイプの子どもほど、
ひきつけを起こしやすい傾向があるとされます。

その背景には、五臓の成熟度が関係しています。

まだ発達途中にある陰の臓、肺や腎が、
活発になりすぎた肝や心の陽気を
十分にコントロールできないためです。

熱は陽気の性質を持ち、上へと昇りやすいもの。

肝の経絡は頭頂部の百会へとつながり、
さらに脳とも関係が深いため、
熱が上部に集中しやすくなります。

また、
肺は「衛気」と呼ばれる防御機能、
いわゆる免疫力を統括しています。

肺が未熟な子どもは風邪をひきやすく、
同様に腎が未発達な場合は、
膀胱のコントロールも不安定になりやすいとされています。

高熱時のケアとして、
ジャーマン・カモミールの精油が勧められることがあります。

オリーブオイルなどで希釈し、
足裏に塗布する方法は、
熱が上にこもるのをやわらげ、
頭部への負担を軽減する目的で使われてきました。

ただし、
オイルを塗っていれば安心という単純なものではありません。

その時々の体調を丁寧に観察しながら
対応することが何より大切だと感じています。

水分補給に加え、
脇の下、ひざ裏、足裏を冷やすことも、
急激な熱を落ち着かせるために用いられる方法のひとつです。

子どものからだは、常に成長の途中にあります。

だからこそ、
その変化に寄り添いながら、
やさしく整えていく視点を大切にしていきたいですね。

■ 鍼+アロマセラピー tete la JAPAN ■
人には、本来、自らを整える力が備わっています。

tete laでは、その力を穏やかに引き出すために、
鍼灸・アロマ・カウンセリングを組み合わせ、
心とからだの状態を丁寧に見つめながらサポートしています。

日々の中で、自分らしいリズムを取り戻す時間を。

青山一丁目(南青山エリア)を拠点に施術を行っています。

広島県福山市では
月に一度、数日間の施術日を設けています。

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