奇経八脈から自分自身を見つめる

鍼(はり)

こんにちは◎ tete la です♪

今日も懲りずに、引き続き中医学の中から奇経八脈についてお伝えしていきますねっ♪

私、個人的に奇経八脈の話が本当に大好きなのです◎

私は小さい頃から、「自分がどこから来てどこへ向かっていくのか」という素朴な疑問がありました。
そして、全く何の根拠もなかったのですが、漠然と「太陽がそれを知っている」という感覚が私にはあったのです。そんなこんなで、私はよく太陽と話をしている頭がイカれた子でした。。

そういった疑問に理論として私に示してくれたのが奇経八脈だったのです♪
私自身にとって、この理論は地に足がついていて、ふむふむと腑に落ち納得できるものだったのです。

もし私と同様の疑問をお持ちの方がいれば、こちらのブログを覗いていってみると何らかのヒントやきっかけが転がっているかもしれません♪

奇経八脈は私たちのライフ・サイクルに深く関わっています。

ライフ・サイクルとはざっくりいうと、この世に誕生してから死に至るまでの過程(人の一生)です。

私たちは、生まれて来ると、まず初めに家庭の中で小さな社会を体験します。その後、学校への入学・卒業などを経験したり、就職または起業することであったり、どんどん社会の中で経験を積みます。また、結婚もしくは離婚であったり、節目節目でたくさんの出来事に遭遇します。もちろん人生はそういった大きな出来事だけではなく、友達とのちょっとしたけんかだったり、おいしいおやつをもらったことだったり、成長過程においてありとあらゆる経験、体験をしていきます。ここでは、それらすべてのことをライフ・サイクルと捉えています。また、その中には自分の置かれている社会的な状況(国、社会情勢、貧富など)も含まれます。

私たちは一生の中で経験するあらゆる事柄に対して、様々な感情を生み出します。そして、その感情をきっかけにトラウマを形成していくこともあります。

そのトラウマは、
「自分は自分のことをどのように感じているのか」
「自分が生まれ育った家族(両親・兄弟姉妹など)に対してどのように感じているのか」
「自分が住んでいる社会に対してどのように感じているのか」
といったことなどに大いに関係します。

そして、
「自分のことが好きになれない」
「対人関係がうまくいかない」
「何をしても満足感が得られない」
「興味のあるものに手を出すのを躊躇してしまう」など
その人の人格形成においてネガティブな形で現れます。

また、慢性的な下痢・便秘、肌荒れ・アトピーなどの皮膚疾患、身体に生じる痛みなど、実際の身体の不調和として現れることもあります。

奇経八脈が人の一生に深く関わっているということは、以上述べてきたような人生において経験することから生じるもの(感情、トラウマ、何らかの疾患など)にも深く関わっているのです。
そのため奇経八脈を整えることで、私たちは自分自身としっかり向き合えるようになっていきます。

今日はひとまず、この辺りでおしまいです。

また日を改めて、奇経八脈とは具体的にはどんなものなのか、どのようにして人生と関わり合っているのかなどについて、さらに掘り下げていきます♪

★東京 麻布十番 の 鍼(はり)とアロマテラピー の 小さなサロン tete la より★

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