中医学は古くさい?

東洋医学

こんにちは◎ tete laです♪

突然ですが、今回は中医学のお話です。

中医学って何??っていう方が大半だと思います。

簡単にざっくり言うと
「中医学」とは
数千年の臨床経験に基づく中国の伝統医学です。
東洋医学と呼ばれることもあります。

「なるほど。。何千年も昔に考えられた古くさい家庭医学みたいなのね。。」
そういった声が聞こえてきそうですが。

実は中医学の歴史を見てみると時代背景や環境に合わせて変わり続けています。

現代と同様に医学はいつの時代も発展、変容していっているのです!

tete laで、よく使われる「奇経八脈」を用いる治療法も、中医学の流れをくむものです。
こちらも時代の影響を受けて現在に至ります。

奇経八脈の存在が把握され始めたのは「漢」の時代(BC206〜220年)と言われています。
そして、積極的に研究され始めたのは「宋〜明」の時代(960〜1644年)です。
存在を認識されてから、医家や治療家によって積極的に使われるようになるまで約1000年のブランクがあります。

なぜなのでしょうか?

奇経八脈は人の一生(誕生し成長し様々な経験を積み死に至るまで)に遺伝子レベルでに深く関わっているものです。

漢の時代というのは、遺伝子から受け継いだものや自分の運命は、天に任せ全て受け入れるというものだったようです。そのため、遺伝子情報など人生を取り扱う奇経八脈は倫理上、アクセスしてはならない領域と考えられタブー視されていたからのようです。

その後、宋の時代に、朱子学を体系化した朱子の登場によって、その思想は中医学にも大きく影響を与えました。

「運命は自らの手の中にある!」という考え方がだんだんと世に浸透していき、宋〜明時代以降、遺伝子にも自分の人生にも積極的に取り組む姿勢へと変容していきました。

さらにその後、現代になると、欧米、特にNYなどで、自己の在り方の探究などが盛んになっていきました。

このように、中医学も現代医学同様、時代や環境によって色々と注目されるところが変わりながら、進化発展し続けています。

そんな奇経八脈にアクセスするのは鍼灸や漢方(西洋ハーブも含む)だけでなく、エッセンシャルオイルや、ジェムストーンでもできます♪

★東京  鍼(はり)とアロマテラピー の 小さなサロン tete la より★

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