からだの深いルート「経別」で、心と自律神経をじっくり整える

東洋医学

こんにちは、tete la(テテラ)です。

私たちの心と体は、思っている以上に正直で、
緊張が続いたり、不安がふっと湧き上がると、
自律神経が戦う・守るモードに傾きやすくなります。

そんなとき、からだの奥では
肺と肝のバランス(=わたしたちを守る力)
グラグラと揺らいでいることがあります。

その揺らぎを、静かに整えてくれるのが
「経別(けいべつ)」という深いルートです。

経別は、からだの表面だけでなく、
大きな関節まわり、胸、頭の内側へとつながり、

浅いところと深いところをしっかりと橋渡ししてくれる経絡。

普段は意識することのないこのルートが整うと、
呼吸がふわっとひらき、

こわばっていた心と体に少しずつ余白が戻ってきます。

今日は、この経別をつかって
心と自律神経をじっくり整える4つのアプローチ
分かりやすくご紹介します。

経別(けいべつ)って何?

経別は、主要な経脈から枝分かれしたルート。
胸やお腹、そして臓腑どうしをつないでくれます。

特徴は次のとおりです。

• ひざ・骨盤・肩など、大きな関節のあたりから始まる
• からだの奥深くを通って、胸や頭へ広がる
• 体表の筋肉と、内側の臓腑の両方をつなぐ
• 「表と裏」、「浅さと深さ」を橋渡しする

例えるなら、
からだの奥で静かに働くバイパスのような道

慢性の痛みや関節炎、鼻炎など、
からだが奥にある熱やストレスを外へ出したいときにも
経別にその反応が表れます。

経別を使った4つのアプローチ

筋肉のこわばりをゆるめる

主に使用するツボ:委中・天柱・京門・淵液

木(Wood)タイプの方は、心が緊張すると
体も鎧をまとうように固くなりがち。

筋肉をゆるめていくことで、
自律神経の「守らなきゃ」という反応が和らいでいきます。

涙・鼻水・汗など外へ出す流れを整える

経別のテーマのひとつは
鎧を手放す(Let Go of Your Armor

胸の中心の 壇中(だんちゅう) を開き、
背中のこわばりをゆるめることで、
涙・鼻水・汗といった出口が自然に働き始めます。

外へ出すことは、
感情の整理とホルモン調整にもつながります。

感覚器官がひらき、
ものごとの受け取り方に余白が生まれていきます。

精(せい)=からだのコアエネルギーを守る

主に使用するツボ:命門・関元・中極・京門

気持ちが落ち着かないとき、
行動が散らばってしまうとき、

からだの奥では「精」が消耗しています。

経別を整えることで、
散らばっていたエネルギーが静かに戻り、
「自分の中心」へと帰りやすくなります。

気と血の巡りを整え、安定した状態へ

主に使用するツボ:人迎・缺盆・気衝・淵液

罪悪感や恥の気持ちが強いときには
蠡溝(れいこう)・章門(しょうもん) が助けになります。

気と血が整うことで、
心が落ち着き、日常にも心地よい安定感が戻っていきます。

まずは「基盤」を整えることが大切

この4つが整いはじめると、
からだは静かに鎧を外していき、
本来持っている自己調整の力が働きだします。

そのうえで、
症状の背景にある根っこの部分へも
ゆっくりと向き合うことができるようになります。

おわりに

心と体はつながっています。
深いルートをしっかりと整えていくことで、
日々の呼吸や感情にも穏やかな変化が訪れます。

必要な方に、静かに届きますように🕊️

■鍼+アロマセラピー tete la JAPAN ■
人には、本来、自らを整える力が備わっています。

tete laでは、その力を穏やかに引き出すために、
鍼灸・アロマ・カウンセリングを組み合わせ、
心とからだの状態を丁寧に見つめながらサポートしています。

日々の中で、自分らしいリズムを取り戻す時間を。

青山(東京都港区)または南流山(千葉県流山市)にて、
皆さまをお待ちしております。

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