更年期というと、
ほてりや汗、イライラなどを
思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、実際に感じる変化は、人によってさまざまです。
急に暑くなって汗が出る。
動悸がする。
頭痛やめまいが増えた。
首や肩がこる。
疲れが抜けない。
眠りが浅くなったり、
気持ちが落ち込みやすくなったり、
今まで気にならなかったことに妙にイライラしてしまったり。
「なんとなく、今までの自分と違う」
そんな感覚として現れることもあります。
更年期は、からだが大きく変化する時期
女性のからだは、
年齢とともに少しずつ変化していきます。
更年期には、
女性ホルモンの分泌が大きく揺らぎながら少しずつ変化していきます。
その影響は、
月経だけに現れるものではありません。
体温調節や睡眠、
気分、血流、筋肉の緊張など、
からだのさまざまな働きに関わっています。
そのため、
「ひとつひとつはたいしたことではないけれど、
なんだか全体的に調子が悪い」
という状態になることもあります。
心の変化を感じることも
更年期に感じる変化は、
からだだけとは限りません。
理由もなく不安になったり、
気持ちが沈んだり、
何をするにも億劫になったり。
かと思えば、
急にカッとなってしまったり。
以前なら気にならなかったことが
気になって仕方なくなることもあります。
もちろん、
すべてがホルモンの影響とは限りません。
更年期を迎える頃は、
仕事や家族との関係、
親のこと、子どものこと、
これからの自分の生き方など、
暮らしの中でも
さまざまな変化が重なりやすい時期です。
からだの変化と、
日々の中で抱えているもの。
その両方が重なって、
心身の不調として現れることもあります。
「更年期だから」で終わらせなくていい
年齢的に仕方がない。
更年期だから、
しばらく我慢するしかない。
そんな風に、
自分の不調を片付けてしまう方もいるかもしれません。
けれど、
同じ年代であっても、
現れる症状やその強さは人それぞれです。
気分の波や痛みが強く現れる方もいれば、
鈍い痛みや、うつうつとした気持ちが長く続く方もいます。
毎日ではなく、
突発的に現れることもあります。
いつ、どんな風に現れるのか分からないからこそ、
余計に戸惑ってしまうこともあります。
ひとつひとつ見ていくと、
「更年期」という言葉だけでは見えなかった
その方なりの状態が見えてくることがあります。
今の自分に合う整え方を
tete la では、
更年期のお話をきくときも、
眠れているか。
疲れがたまっていないか。
からだに力が入り続けていないか。
知らないうちにいろんな気持ちを抱え込んでいないか。
など
そのときの心とからだを一緒に見ていきます。
鍼灸やアロマ、対話を通して、
からだの反応を急かさず、
その日の状態に合わせながら少しずつ整えていきます。
更年期は、
からだが少しずつ、次のステージへと変わっていく時期でもあります。
新しい舞台を迎えるための、
心とからだのお稽古の時間。
そんな風に捉えることもできるのかもしれません。
今の自分のからだが
何を伝えているのか。
そんなことに目を向けてみる。
今は、苦しいかもしれません。
ときには、
武者修行をしているように感じることもあるかもしれません。
それでも、
今の状態がずっと続くとは限りません。
今は過渡期。
変わりゆくからだの、真っ只中にいる。
そう考えてみると、少しだけ先に、
明かりが見えてくることもあるのではないでしょうか。